「つま先とかかとが丈夫で、ウエスト部分は腹巻きのように優しくお腹にフィットし、足の部分はキラキララメが輝く、可愛いタイツが作りたい。やっぱり冬は寒いから圧倒的に靴下よりもタイツ派の私です！」という直球ストレートな私の思いを、靴下工場の担当者の方にぶつけ、その思いを汲んでいただき何度も試行錯誤し、試し試ししながら辿り着いたタイツです。
幼い頃、ピアノの発表会や入学式の時に履かせてもらった、あのプリプリの可愛い靴下を彷彿させる様な甘い記憶を閉じ込めました。
スニーカーはもちろんですが、ローファーやふくらはぎくらいまでのショートブーツなど、秋冬のコーディネートをより一層ロマンチックに仕上げてくれる、渾身のタイツです。
タイツの表面はキラキラのラメのミックス糸を、裏側にはコットンアクリルの糸を配置し、肌にあたった時のチクチク感をなくしています。プレーティング編みと言って、２週類の糸を編み分けるという二重構造により、しっかりとした丈夫な厚手のタイツに仕上がりました。
ホールガーメントという、通常ニットのセーターを使う機械で編み立てているため、とても編むのに時間がかかり、これはもうタイツと呼んでいいのかすら迷う、まるでニットパンツにニットの靴下がついたもの、と表現したくなるほどのしっかりとしたタイツです。履くと、膝から下の部分にBANSANといえばの足元に『ホール』の穴を３つあけ、間に小さなバラモチーフのついたリボンをそれぞれ左右２つずつつけました。
BANSANの冬のコーディネートにぜひプラスして、お楽しみください。


【素材】
ポリエステル36％コットン28%アクリル22％レーヨン14%